補助金を活用してリフォームをおこなう場合の注意点
2025/04/18 お役立ち情報

4月より子育てグリーン住宅支援事業の申請受付が開始されていますが、(4月18日地点で、新築の申請は開始されていません)補助に該当するリフォーム工事について、注意すべきことがあります。
カテゴリー分けされているリフォーム工事
補助対象となるリフォーム工事のカテゴリーは以下の8つとなります。
①開口部の断熱改修
②躯体の断熱改修
③エコ住宅設備の設置
④子育て対応改修
⑤防災性向上改修
⑥バリアフリー改修
⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
⑧リフォーム瑕疵保険等への加入
この中で①②③を必須工事、④⑤⑥⑦⑧を任意工事と呼びます。
それでは、補助金対象となる条件とはどのようなものでしょう。
1.組み合わせが必要
8つのカテゴリーにわけられる補助対象工事ですが、
■必須工事の1つのカテゴリーだけでは対象になりません。
■任意工事だけでは対象になりません。
具体的にいうと、まず①②③の必須工事のうち、2つ以上のカテゴリーの工事が必要となります。
(例:内窓(①)と高断熱浴槽(③)の設置)
それと同時に行う、④⑤⑥⑦⑧の任意工事は、補助の対象となります。
※すでに「先進的窓リノベ2025事業」の交付決定を受けている場合は、①の工事を行ったものとして取り扱いができます。
2.補助金の最低額ラインがある
1申請当たりの補助金の合計額が50,000万円未満の工事は補助の対象となりません。
(例:断熱等防音性機能のある小サイズの内窓(①)11,000円と高断熱浴槽(②)32,000円の設置では、合計額が50,000円に満たないので補助金の対象にはならない)
また、1戸あたりの補助上限にも注意が必要です。
本事業で補助金の上限を60万円にするには、必須工事の3つのカテゴリーすべての工事が必要となります。2つのカテゴリーだけでは、40万円が上限です。
このように子育てグリーン住宅支援事業のリフォームには少し複雑な要件があります。リフォームをご検討の方は、イノウエハウジングにご相談ください。