断熱性能と健康の関係

2023/03/19 お役立ち情報

断熱性能と健康の関係

MOKKAは「HEAT20 G2」という高い断熱性能をもっていますが、住宅の断熱性能と健康の関係性についてご紹介します。

少し古いデータにはなるのですが、国土交通省のスマートウェルネス住宅等推進調査事業が、省エネリフォームを実施した居住者の健康への影響調査を行いました。

室温と血圧の関係

室温が低下すると血圧があがることがわかっています。
その影響は高齢になるほど顕著です。
例えば、冬季の起床時。室温が20℃から10℃に下がった場合の最高血圧の上昇値
・80歳女性 11.6mmHg
・80歳男性 10.2mmHg
・30歳女性 5.3mmHg
リフォームで断熱性を改善すると、最高血圧が平均3.5mmHg低下しました。

入浴方法との関係

居間や脱衣所の室温が18℃未満の住宅では、入浴事故リスクが高いとされる”熱め入浴(42℃以上)”が約1.8倍に増加します。

住宅内活動時間との関係

断熱改修により居間や脱衣所の室温が上昇。コタツが不要になることで、住宅内の身体活動時間が約30分程度増加。

健康診断結果

室温が18℃未満の住宅に住む人は、18℃以上の住宅に住む人に比べて
・心電図の異常所見がある人が約1.9倍
・総コレステロール値が基準範囲を超える人が約2.6倍

疾病との関係

床付近の室温が15℃未満の住宅に住む人は、床付近の室温が15℃以上の住宅に住む人に比べて
・高血圧で通院している人が約1.5倍
・糖尿病で通院している人が約1.6倍

つまり、断熱性能が低い=冬場が寒い住宅に住んでいると
室内の温度差により血圧があがり、コタツなどの暖房器具から離れなくて運動不足、熱めのお湯で入浴して身体に負担をかけている
といった状況になり、ひいては、コレステロール値の上昇や、糖尿病をひきおこすといった事態につながるという調査結果が読み取れます。
また、調査結果にプラスして「寒い」という感覚がストレスをも生み出します。

断熱性能の高い、室温が安定した住宅は、居住者の健康に寄与していることがわかりますね。

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